補気固表(ほきこひょう)とは、不足した気(とくに衛気)を補い、体表の防御機能を強化して外邪の侵入を防ぐ治法を指します。
表とは体表(皮膚・腠理)を意味し、ここは外邪の侵入を防ぐ最前線です。
衛気はこの体表を巡り、開合(汗孔の調節)や防御機能を担いますが、気虚によって衛気が不足すると、腠理が疏となり、外邪に対する抵抗力が低下します。
補気固表は、気を補って衛気を充実させ、体表を引き締めて防御機能を高めることを目的とする治法です。
これにより、外感しやすい体質の改善や、自汗・易感冒などの症状の予防・軽減を図ります。
主な適応病証
・衛気虚
・気虚自汗
・表虚不固
・易感冒体質
主な症状
自汗(動かなくても汗が出る)、風に当たると悪化、かぜをひきやすい、疲れやすい、顔色不良など。
治法の目的
・気を補い、衛気を充実させる
・体表を固めて外邪の侵入を防ぐ
・汗の調節機能を正常化する
・体質改善・再発予防を図る
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