補腎益髄(ほじんえきずい)とは、不足した腎精を補い、骨髄・脳髄を滋養して中枢機能や発育機能を回復させる治法を指します。
腎は精を蔵し、その精は「髄」を生じ、髄は骨や脳を満たすとされます(腎主骨・生髄)。
この腎精が不足すると、骨の脆弱や発育不良、記憶力低下、めまいなど、髄の不足に関わる症状が現れます。
補腎益髄は、腎精を補って髄を充実させ、骨・脳の機能を回復させることを目的とする治法です。
成長期の発育不全や加齢による機能低下、慢性消耗性疾患などに対して重要な治療法であり、補腎法の中でも「精・髄」に重点を置いたものです。
主な適応病証
・腎精不足
・髄海不足
・発育遅延
・加齢による機能低下
・骨弱・骨粗様状態
主な症状
めまい、耳鳴り、記憶力低下、集中力低下、腰膝のだるさ・無力、発育不良、骨の脆弱、歩行不安定など。
治法の目的
・腎精を補う
・髄を充実させる
・骨・脳の機能を回復させる
・発育・老化に関わる機能を改善する
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