養血潤腸とは

養血潤腸(ようけつじゅんちょう)とは、不足したを養い、腸を潤すことで排便を促す治法を指します。
血は全身を滋養し潤す働きを持ち、腸においてもその潤滑作用によって正常な排便が維持されています。
しかし、血虚の状態では腸が乾燥し、潤いが不足することで便が硬くなり、排出が困難となります。

養血潤腸は、血を補って腸の潤いを回復させ、自然な排便を促すことを目的とする治法です。
特に、女性や高齢者、慢性病後などの血虚体質に多くみられる便秘に適しており、体を養いながら改善を図る点に特徴があります。

主な適応病証
・血虚便秘
・産後の便秘
・高齢者の便秘
・慢性病後の便秘

主な症状
便秘(乾燥して硬い便)、排便困難、顔色不良、めまい、動悸、皮膚の乾燥、爪の脆弱など。

治法の目的
・血を養い、潤いを回復させる
・腸の乾燥を改善する
・自然な排便を促す
・全身の滋養状態を改善する

代表的な配穴例
血海三陰交足三里脾兪肝兪大腸兪など。

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