<概念> 衛気が虚し、体表を固めて守る力(固表作用)が弱まり、外邪の侵入や津液の固摂がうまくいかない状態。
<主な症状> 風邪をひきやすい、悪風、自汗、息切れ、疲れやすい、声に力がない、容易に汗が漏れるなど。
<治法>益気固表・扶正止汗
<対応方剤> 玉屏風散、防風通聖散、黄耆建中湯、桂枝加黄耆湯 など
<適応の指標> 気虚、特に衛気不足により、外邪に対する抵抗力が低下し、自汗・風邪反復・虚証傾向がみられる場合に示唆される。
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