養陰潤燥(よういんじゅんそう)とは、体内の陰液(津液・精血などの潤い成分)を補い、乾燥によって生じた諸症状を改善する治法を指します。
陰虚や燥邪によって体の潤いが不足すると、臓腑・皮膚・粘膜・気道などに乾燥症状が現れるため、陰液を養いながら燥を潤すことが治療の基本となります。
■適応となる主な病機
- 陰虚内燥
- 燥邪傷肺
- 熱病後の津液消耗
- 久病による陰血不足
- 虚熱による津液損傷
■主な作用
- 陰液を補充する
- 臓腑・組織を潤す
- 虚熱を鎮める
- 乾燥症状を緩和する
■適応症状の例
- 口・咽の乾燥
- 乾咳・少痰
- 皮膚の乾燥・かゆみ
- 便秘(燥結)
- 五心煩熱
- 舌紅少苔
■代表的な関連治法
■代表的な方剤例
- 沙参麦門冬湯
- 麦門冬湯
- 増液湯
- 百合固金湯
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