利胆通腑(りたんつうふ)とは、胆の疏泄・排泄機能を促進しながら、腑気の通降を回復させて湿熱や鬱滞を除去する治法を指します。
主に肝胆湿熱・胆腑不通・少陽鬱滞によって生じる黄疸・脇痛・便秘などに用いられます。
■ 主な適応病機
- 肝胆湿熱
- 胆腑鬱滞
- 少陽枢機不利
- 湿熱蘊結による腑気不通
■ 主な症状の特徴
- 脇肋部の脹痛
- 口苦・口粘
- 黄疸(皮膚・眼球黄染)
- 悪心・嘔吐
- 腹満・便秘
- 尿色黄濃
- 舌:紅・黄膩苔
- 脈:弦数・滑数
■ 作用のイメージ
胆は「清浄の府」であり、疏泄と排泄が円滑であることが重要です。
湿熱や鬱滞が胆にこもると、
- 胆汁排泄障害 → 黄疸
- 気機阻滞 → 脇痛・腹満
- 腑気不通 → 便秘
利胆通腑は、「胆の流れを開き、腑気の通降を回復させて湿熱を外へ排出する」という治法です。
■ 代表的な方剤
■ 類似治法との違い
■ まとめ
利胆通腑とは、「胆の疏泄・排泄機能を促進し、腑気の通降を回復させて肝胆湿熱や鬱滞を排出する治法」です。
黄疸・胆熱・少陽鬱滞に対する重要な治療概念となります。
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