安神養心とは

安神養心(あんしんようしん)とは、心の気血や陰液を養いながら、精神を安定させて神志の不安・動揺を鎮める治法を指します。
主に心血虚心陰虚心神不安によって生じる不眠・不安・動悸などに用いられます。


■ 主な適応病機



■ 主な症状の特徴

  • 不眠(入眠困難・浅眠)
  • 多夢・易覚醒
  • 動悸
  • 不安感・驚きやすい
  • 健忘
  • 顔色不良・倦怠感
  • 舌:淡または紅・少苔
  • 脈:細弱・細数


■ 作用のイメージ

心は「神を蔵する臓」であり、気血や陰液が不足すると、神が安住できず浮動するため、不眠や不安が生じます。

安神養心は、「心に栄養と潤いを与え、神が落ち着いて宿れる環境を整える」という治法です。


■ 代表的な方剤



■ 類似治法との違い



■ まとめ

安神養心とは、「心の気血や陰液を補って神を養い、精神の不安定や不眠を根本から安定させる治法」です。
慢性不眠・神経衰弱・虚証性精神症状の治療で重要となります。

0 件のコメント:

コメントを投稿