気血調整(きけつちょうせい)とは、体内の気(き)と血(けつ)の生成・運行・相互関係を整え、全身の機能を正常な状態へ導く治法を指します。
気と血は東洋医学において生命活動を支える基本要素であり、両者は「気は血を生じ、気は血を行らし、血は気を載せる」という密接な関係にあります。
そのため、気虚・気滞・血虚・瘀血などの偏りが生じると、全身の機能失調や疼痛、循環障害などが起こるため、これらを総合的に整える目的で気血調整が用いられます。
気血調整は、単に気や血を補うだけでなく、補気・補血・行気・活血などを状況に応じて組み合わせ、気血の生成・循環・バランスを回復させることを重視する治法です。
慢性疲労、冷え、めまい、動悸、月経不順、疼痛など、気血の失調に由来する幅広い症状に応用されます。
主な適応病証
・気血両虚
・気滞血瘀
・気虚血瘀
・血虚生風
・気血不足による慢性疲労や虚弱体質
主な症状
倦怠感、息切れ、顔色不良、めまい、動悸、四肢の冷え、しびれ、月経不順、疼痛、皮膚の乾燥など。
治法の目的
・気血の生成を促す
・気血の循環を改善する
・気血のバランスを整える
・全身の栄養・滋養状態を回復させる
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